■　スキャンの注意

スキャン時の注意点って事で一つ。
まぁここら辺は言わなくとも分かると思われますが
なるべく高解像度で取り込むと、縮小したときに若干アンチエイリアスが掛かり、シャギーが目立たず綺麗になりますし
マシンスペックにも大きく左右されますが、可能な限りの高解像度で塗りの作業をしたほうが、全体的に綺麗に仕上がるわけです
　（だからって数千bpiなんて要りませんよ？　機種による違いも有るでしょうけど、ウチは300bpiで取り込んでますが十分です）

ウチのスキャナーは”キャノンN656U”とか言う、01年物を中古\4.000で買ったものですが
コイツはまぁ安かった代わりにA4までしか取りこめんのですよ
なので、私が長年愛用している画用紙（ホームセンターで発見・紙質良好40枚\298）はA4を軽く超え
最低でも2度に分けてスキャンしなければなりません

バッサリと原画を切断して取り込む強者であれば良いのですが
残念ながら当筆者は、んな度胸は無く取り込んだ後合成するという方法を取っています

ただそうすると融通の利かないスキャナーですから
読み取り面から外へとはみ出すその境界線部分の紙が少し浮き上がり影が出てしまう
これの対処法として、PC内で取り込んだ線画の影の部分を切り落としてから合成すれば綺麗に仕上がります

ウチが合成に使っているソフトは【ArcSoft PhotoStudio 2000】っつう、スキャナーに付いてきたソフトなんですが
Windows標準の”ペイント”でも全く問題なく合成することが出来ますのでご安心アレ

やり方としては、まず【アクセサリ】内の【ペイント】を起動します
そんで
上の方に　【ファイル】【編集】等と並んで　【変形】が有りますので、それをクリック

そして上の図にある赤丸の場所、【キャンバスの色とサイズ】をクリックします

するとこんな物が出てくると思われるので

丸印の場所に、これから合成する2枚に必要な分より少しだけ大きい値を入力しましょう
　（1000x800の線画と800x600の線画を合成する場合は…　幅【1100】　高さ【1500】ぐらいに）
その他は余り弄らずに。
値が小さすぎると勝手にはみ出した部分が切り落とされますので注意してくださいませｗ


余談ですが、画像ファイルの縮小にはソフトの能力が大きく関わってきます
ショヴォイソフトであれば線画はズタズタになりますからね
私が使っているのは、多機能フリービューア【IrfanView】　

　　>>豆知識
この時点で【IrfanView】の　『グレースケールに変換』

コレをやっておけば、白黒ではあるけどフルカラー扱いで容量が無駄に大きくなっている線画が
見た目に特に変化が無く正真正銘白黒になり
容量も大分抑えられます。　　より高解像度で作業できるようになりますね
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